どうも、かいみんです。
最近、大手運送会社のヤマト運輸が荷物の配送の量を見直すってニュースを見ました。
僕もネットで買い物した商品を持ってきてくれるのは、もっぱらヤマト運輸さんなので他人事とは思えない気持ちです。
原因は本当に人手不足なのか?
原因は人手不足と書かれています。
けど、正直なところ原因はそれだけじゃないと思うんですよね。
ここのサイトでも紹介されているように現在の流れは以下の通りです。
②増え続ける荷物と値段交渉の決裂で佐川急便がAmazonから撤退し、ヤマト運輸が主に配送することになる
③Amazonプライム会員のお急ぎ便、当日お急ぎ便、配送日指定日といったサービスのすべてを対応することに
④荷物多すぎ!(長時間労働化となる)
他にも、ヤマト運送はメルカリなら「メルカリ便」、ラクマなら「ラクマ定額パック」、フリルなら「らくらくフリルパック」と提携して独自のサービスをやってます。
他の業者との差別化を狙った取り組みで、ボロボロになるって本末転倒ですね。
特にAmazonの荷物が多いらしく、こんな声もある。
現在、ヤマト運輸ではAmazonの荷物を年間2億5千万個扱ってるみたい。セールスドライバーが現在約5万5千人いるから、単純に計算すると、1人当たり約4545個の荷物を運ぶことになる。
しかも、年間では17億3千万個(2015年)運んでるので、Amazon以外の荷物も加えると1人当たり約31,454個の荷物を運ぶことになってしまう。
注意:ドライバーの人数については、下記のリンク先を参照した。
YAMATO STRATEGY | 物流で日本と世界の未来を創る ヤマトグループの現在、歴史、そして明日
本当の原因は再配達が増加したから
極端だけど荷物が多いのは、その分人を増やせば何とかなる。
ただ、やっかいなのは一度で荷物を渡せないことだ。
多くの人は平日は学校や仕事で家にいないので、必ず不在票でもう一度配達をお願いすることになる。
二回目で受け取ることができればいいが、中には配達日を忘れていてまた不在票が入っていることも普通にある。(僕がそうだった)
一度で済むことを二回も三回も行うことで、「人手不足が原因!」だと勘違いをしているのではないか。
再配達を無くす方法
ヤマト運輸のお兄ちゃんにはいつも荷物を届けてもらってるので、受け取る側でもドライバーの人たちの負担を減らす試みを紹介します。
①コンビニ受け取りを使う
受取る店舗を選択したらメールでバーコードが送付されます。それをレジでかざして商品を受け取ります。
これなら、荷物をコンビニに預かってもらうことでドライバーの負担が減ります。しかも、会社帰りやちょっと出かけた時、ついでに受取りに行くことができます。
あと、最近は宅配ロッカーなるものもでき、ドライバーの負担削減を目指しているみたいです。
セブン-イレブンに宅配ロッカー 来客増にも期待?(17/03/31)
ただ、荷物の大きさによっては電車通勤の人とかは荷物が増えそうでかえって邪魔かもしれません。受取の際には車はあった方がいいかも。
②宅配ボックスを使う
以前に書いた下の記事
現状では配達する荷物全体の2割が再配達となっています。
宅配ボックスを設置すれば、家に人がいなくても箱の中に荷物を入れてくれるので、便利です!
受取り印は箱の中に入れておいて、配達のお兄さんに押してもらいます。
まとめ
人手不足も原因の一つかもしれませんが、単純に人数を増やすだけでは解決には至らないと思います。僕たち一人ひとりが心掛けなければならないこともあると思った。
以上!